自転車通勤(チャリ通)のメリット・デメリット
2019年の2月から自転車通勤(チャリ通)を始め、早一年近くになります。
その中でいいことも轢かれかけたこともあったので、メリットとデメリットをご紹介しようと思います。
自転車通勤を始めたきっかけ
毎日の満員電車に嫌気がさし、自転車通勤を始めた
自宅がある沿線が都内ではまあまあ混雑で有名なエリアで、8時くらいの電車に乗ると人でごった返しています。
私は程よくガタイがいい方なのですが、そんな私でも吊革に掴まっていたら無理やり乗り込んできたオジサンに思いっきりタックルされ、電車通勤に心が折れたことがきっかけでした。
毎日の満員電車に嫌気がさしていましたし最寄り駅から職場まで5駅しか離れていなかったので、思い切って会社に申請して自転車通勤を始めました。
電動にしようか迷いましたが、ちょっとした有酸素運動もしたかったのでクロスバイク(ハンドルがまっすぐなやつ)にしました。
庶民に初期投資は少しばかり痛かったですが。
今では片道6kmの道程を自転車で爆走しています。
自転車通勤のメリット
通勤時間=有酸素運動をする時間になる
自転車通勤を始める前は仕事からの帰宅後、エアロバイクを週3ペースで一日30分程漕いでいました。
しかし自転車通勤自体が有酸素運動になるため、エアロバイクを漕ぐ時間を他の時間に充てることができ、時短することができました。
「最近運動してないなあ」という方にも自転車通勤はおすすめです。
さらに言うとある程度の有酸素運動は体の引き締めに効果があるだけでなく、集中力の増加やストレス解消の助けになるとも言われていますよ。
電車遅延の影響を受けない
電車に乗らなくなるので当たり前なのですが、最寄り駅の沿線が電車遅延に巻き込まれたとしても影響はなしです。
都内で電車遅延が起こると駅は人でごった返すので、このメリットは意外と大きいです。
電車の時間を気にしなくていいので自分のペースで出勤できる
電車に乗る時間を気にしなくていいので、電車通勤の頃と比べて朝起きる時間が20分程遅くなりました。
電車通勤だと家から駅に向かう時間、駅で電車を待つ時間、駅から職場まで歩く時間もあるので思ったより時間がかかるんですよね。
自転車通勤だとそれらの時間は取っ払えますので、朝は少しだけゆっくりできる時間は増えました。
通勤路の裏道やお店に詳しくなる
電車やバイクを普段乗る方ならわかると思うのですが、自転車通勤を始めると通勤時間短縮のためにGoogle Map等で裏道も調べます。
そして実際に調べた場所を通りますし、「こんなところにコンビニがあったんだ!」というような思いがけない発見があったりもします。
美味しそうな飲食店を見つけて実際にそこを利用したりすると、自転車通勤が少し楽しくなってきますよ。
自転車通勤のデメリット
夏は暑くて冬は寒い
最近夏は猛暑日の連続が話題になりますが、自転車通勤だとその影響はモロに受けます。
職場にたどり着くころには汗びっしょりで体力も結構消費しています。
そして現在この記事を執筆しているのは12月なので防寒対策をしないと非常に寒いです。
電車通勤の方と比べると体の自己管理はより大事になってきます。
雨が多い時期は電車を使わざるを得なくなる
梅雨や秋雨の時期等、雨が多い時期は必然的に電車を利用する必要が出てきます。
小雨ならまだ我慢できなくはないですが(それでも嫌ですが)、強い雨の中自転車を漕ぐのは結構つらいものがあります。
精神的に一番つらいのは「天気予報では降水確率が低い曇りなので自転車で出勤したのに、途中で大雨が降ってくる」というパターンです。
涙雨と言わんばかりに背中に降り注ぐ雨の雫が体力・精神共に蝕んでいきます。
ケガをする可能性が出てくる
電車に乗っててケガをするという機会は中々ないかもしれませんが、自転車通勤だとその可能性は格段に高くなります。
実際私は車道と歩道の境界の段差に乗り上げようとして思いっきりずっこけました(泣)。
ケガだけならまだしも、最近はマナーが悪いドライバーの車も多いので、轢かれないようにも気を付けないといけません。
最近チャリ通しててすごく思うんだけど、マナーが悪いドライバー増えてない?
左折で歩行者無視の横断歩道侵入、真横通ってるのに急発車に遭遇しすぎてチャリ通が嫌になるレベル。— みけぽん@腰痛気味 (@mikeponjp) November 6, 2019
以前呟いたツイートですが、青信号の横断歩道を渡ろうとした際に歩行者を無視して強引に左折してきた車に連続で轢かれそうになった時にはさすがに心が折れそうになりました。
それと相手が自転車だとなぜ大丈夫と思えるのか意味不明なのですが、真横を通っているのに発車する・ドアを開けようとする車が非常に多いです。
ぶつかりそうになるのが続いたときは、さすがに人間というものが少し嫌になりました。
花粉症の時期はメガネが必須
花粉症の時期は目に花粉が侵入し眼球を傷つける恐れもあるので、花粉が舞いだす時期はメガネが必須です。
ついでに言うと私は重度の花粉症でマスクも必須なためマスクもするのですが、マスクをしているとメガネがだんだん曇ってきます。
メガネに曇り止めをつけて通勤するのですが100%曇りを止めてくれるわけではないため、これも結構つらいものがあります。
まとめ
私自身は電車に時間を合わすのが好きじゃない+満員電車が嫌いという人なので、今はまだ自転車通勤を継続しようと思っています。
ただしばらく自転車通勤を続けて体がある程度引き締まっていることを期待していましたが、消費する以上のカロリーを摂取していたため自転車通勤程度の運動ではどうにもならなかったようです。
今日健康診断だったけど週5で往復10km以上チャリ通勤してるのに、体重が全然減っておらず全ワイが泣いた
— みけぽん@腰痛気味 (@mikeponjp) October 17, 2019