Cordovaでハイブリッドアプリを作成する
Cordova(コルドバ)でハイブリッドアプリを作成し、エミュレータと実機で動作するまでの手順です。
確認した環境はWindowsです。
このサイトを参照しました
node.jsとnpmをインストールする
まずはこちらからnode.jsをダウンロードし、インストーラからインストールします。
cordovaをインストールする
コマンドプロンプトか、インストール済みであればGit Bashで下記コマンドを実行します。
$ npm install -g cordova
$ cordova -v //バージョンの確認
プロジェクトを作成する
任意のパスへ移動し、プロジェクトを作成します。
私はC:\Users\ユーザー名\配下に作成しました。
$ cordova create HelloWorld //プロジェクト名は任意のものでOK
$ cd HelloWorld //作成したプロジェクト内に移動する
www配下が公開ディレクトリになります。
動作デバイスを追加する
androidで動作したいのでそれを追加します。
必要に応じてWEBブラウザも。
$ cordova platform add android
$ cordova platform add browser
エミュレータで動作確認する
まずはAndroid Studioをインストールします。
インストール完了後、下記コマンドを実行しエミュレータを起動させます。
$ cordova run android
下記のようなエラーが表示された場合、Android Studioでの設定が必要です。
Error: Please install Android target "android- XX".
詳しくは下記ページを参照してください。
BIOSで仮想化の設定を忘れずにしてください。
私のPCはIntelのCore搭載機種ではないのでそれの対応に結構苦労しました。
その場合はGenymotionをインストールします。
アカウントを作成する必要がありますが、個人利用であれば無料です。
私の場合、何故かGenymotionが「Loading Plugins…」で全く起動しないという事象が発生しました。
その場合はVurtualBoxに設定を追加します。
「ファイル」→「環境設定」→「ネットワーク」で右側のプラスボタンを押下します。
それでGenymotionが起動するようになりました。
Genymotionを使用する場合、まず「Add」で実行するデバイスを追加します。
デバイスを選択し、「Start」で起動します。
その後下記コマンドを実行するとアプリが起動します。
$ cordova run android
実機で確認する
コマンドを実行しビルドします。
$ cordova build android
実行が成功すると下記パスにデバッグ用のアプリが作成されます。
それをメール添付などでAndroid端末に送り、タップするとインストールされます。
これで実機で確認することができます。
少し大変かもしれませんが、是非トライしてみてください。