DockerでAlmaLinuxの開発環境を構築する

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こんばんわ。

GAFAの中でももっぱらGoogleとAmazonにしかお世話になっていない、どうもみけぽんです。

 

Dockerは以前から気になる存在でしたが、少しかじってみると全然分からず何度か挫折していました。

しかし私が普段使っている開発環境構築ツールであるVagrantが正常に起動できなくなったため、書籍を購入したりでDocker学習に本腰を入れたのでした。

 

そんなDockerでAlmaLinuxでの開発環境構築が出来たので、備忘録も含めて手順を記そうと思います。

 

 

DockerでAlmaLinuxの開発環境を構築する

前提

開発マシンはWindows 10 homeです。

下記は正常に設定、インストールされているものとします。

  • Windows用のDocker Desktop
  • WSL2

 

公式ページからAlmalinuxのImageをPullする

Docker Hub公式ページにAlmaLinuxのImageが公開されているので、これをローカルマシンにPullします。

# docker pull almalinux/almalinux

 

コンテナを作成する

下記コマンドでAlmaLinux環境のコンテナを作成します。

# docker run -v //c/Users/hoge_user/project:/home/hoge_user/public_html/project -itd -p 8080:80 --privileged --name almalinux_project almalinux/almalinux /sbin/init
  • -v:Volume(ローカルとコンテナのファイルの共有)ディレクトリを指定します。ローカル:コンテナで指定してください。また、最初に/(スラッシュ)は必ず二つ付けてください。
  • -itd:iでローカル→コンテナ、tでコンテナ→ローカルの標準出力を繋げます。dでイメージ名を指定すると、バックグラウンドで起動させます。
  • -p: ローカル側のポート番号:コンテナのポート番号を指定します。
  • -privileged:ローカル上の同じアクセス権限が与えられた状態で利用可能になります。
  • –name:任意のコンテナ名を付けることが出来ます。
  • almalinux/almalinux:ここでAlmaLinuxのImageを指定しています。
  • /sbin/init:Git Bashにこのコマンドが組み込まれていないため、コマンドプロンプトかpower shellで実行してください。

 

問題なく実行できると、Docker Desktopに新しいコンテナが作成されます。

Docker Desktop上のコンソールからログインするとroot状態になっているので、apacheなどの必要なモジュールをインストールしてください。

 

PHPやLaravelのインストールは以前の記事が参考になると思います。

 

コンテナを停止する

Docker Desktopで停止ボタンを押すか、下記コマンドでコンテナは停止できます。

コンテナを作成した際、–nameオプションで指定したコンテナ名を指定してください。

# docker stop almalinux_project 

 

コンテナの起動

Docker Desktopで起動ボタンを押すか、下記コマンドでコンテナを起動できます。

ここでもコンテナを作成した際に–nameオプションで指定したコンテナ名を指定してください。

# docker start almalinux_project 

 

まとめ

一旦開発環境は構築できましたが、Dockerfileとかまだまだ全然理解できていないので、必要に迫られたら再度学習します😇