父親視点から見る現代社会での子育ての大変さ
2019/8に娘が生まれ、私は父親となりました。
娘が可愛くて可愛くてしょうがないのですが、現代社会で子育てのし辛さを感じていることも確かです。
今日は父親視点から見る子育ての大変さについて考察します。
ついに父親となる
今日の夜中に陣痛が始まったので妊婦タクシーで病院に向かい、朝に無事女の子が産まれました!
私は立ち会いましたが出産自体はスムーズで、産まれた時は夫婦共に大泣き。
しかし出産時に母体の太い血管を傷つけ大量出血し、妻は急遽全身麻酔の手術。
「命に別状はありませんよね!?」と聞いても↓— みけぽん (@mikeponjp) August 17, 2019
赤ちゃんを抱いてまた大泣き。
酸素マスクしてるし手術終わって大変なはずなのに、赤ちゃんの心配して「この子に何も無くてよかった」と言う妻を見て私も再度大泣き。
赤ちゃんには「生まれてきてくれてありがとう」という気持ちでいっぱいです。
命を授かるってことは本当に命懸けでした。 pic.twitter.com/AjNNKrGRTh— みけぽん (@mikeponjp) August 17, 2019
私自身昔から子供が欲しかったこと、そして前年妻が流産していたこともあり、娘が生まれたときは本当に本当に感動して大泣きしました。
今までの人生でこんなにも嬉し泣きしたのは今回が初めてだと思います。
しかし妻が出産時に大量出血して全身麻酔の手術、更に手術個所に細菌が侵入し入院が二週間延びたりと、正直精神的・経済的にもかなり大変でした。
それでも娘が何もなく健康でいてくれたことはせめてもの救いです。
私が両親から沢山の愛情を注いでもらったので、その分の愛情を娘にも注いでいきたいと思っています。
一週間で90枚消費する紙オムツが軽減税率の対象ではない
娘が生まれるまでの間ももちろんですが、生まれてからはより子育てや子供に関するニュースや情報は収集するようにしました。
驚いたのは2019/10からの消費税増で食品と新聞紙に軽減税率が適用されますが、紙オムツには適用されないということでした。
一週間に90枚も消費する紙オムツがです。
ベビー用だけではなく、介護用や女性用のナプキンにも適用されません。
ニュース見てて紙おむつに軽減税率適用されないの知った時流石に「これ決めたヤツ本当に人間か?」って思ったよね。
— そた (@_sotaatos) September 3, 2019
そたさんのツイートには激しく同意しましたしリツイートもしました。
紙オムツが軽減税率の適用にならず、新聞紙に適用される意味が分かりません。
総務省が発表した2017年の衆議院選挙では60代の投票率が70%を超え(72.04%)、20代の33.85%の2倍以上あります。
私は新聞紙の購読習慣のある60代を意識した、政府側の忖度だと思っています。
※もしくは新聞業界からの圧力か。
軽減税率受けておいて、さすがにこれはねえだろ。 pic.twitter.com/ifRTzr7Iof
— 神保哲生 (@tjimbo) September 30, 2019
Twitterでこのようなツイートを目にしましたが、怒りを通り越して呆れました。
今後私が新聞を購読することはないと思います。
抱っこ紐外しの件もそうだけど。
出産間近の妻と電車で出かけても優先席に座った健康そうな人は全然席譲ろうとしないし、出産前も出産後も子育て世代は色々大変だよ。
一週間で90枚消費する紙オムツも消費税10%だしな。— みけぽん (@mikeponjp) September 18, 2019
普段好きなことばかりツイートしているのでいいねは全然つきませんが、このツイートには80件以上のいいねがつきました。
子育て世代に共感頂けた結果だと思います。
「抱っこ紐外し事件」も起きる
9月後半からTwitterで騒がれ始めた「抱っこ紐外し事件」に唖然としました。
親にとって子供は自分以上に大切な存在であり、その守るべき存在である子供に危害を加えるとは言語道断です。
これはただの迷惑行為ではなく、れっきとした犯罪です。
しかも標的にされるのは母親が一人でいるときのよう。
つまり父親が近くにおらず、返り討ちにあうかもしれない場合には標的にされないのです。
こんなバカげたことをする犯人は卑劣かつ生きている価値なしだと思いますが、この事件を知ったことを機に筋トレを再開しました。
「筋トレをして肩幅を広げれば、私と一緒にいる妻と娘は標的にされなくなるだろう」という考えからです。
その他にも子育ての大変さを感じている
電車で優先席を譲られることはほとんどない
妻の出産前に私が実際に感じたことは、「電車で優先席に座っている人は、臨月の妊婦にも席を譲らない」ということです。
妻は見て分かるくらいお腹が出ていましたし、カバンにはマタニティマークもつけていました。
ぱっと見で若くて健康そうな人が全然譲ろうとしませんでしたが(しかもスマホをひたすらいじっている)、実際には体調が悪かったり体のどこかが痛かったのかもしれません。
しかしほぼ毎週妻と電車に乗って出かけていたのに、電車で妻に席を譲って頂いたことが一回しかなかったことはとても残念な気持ちになりました。
政府の政策だけではなく、社会全体が子育て世代を煩わしく思っているように感じてなりません。
これから娘が大きくなりベビーカーで外出する機会も出てくると思いますが、正直電車に乗るのが今の時点で少し億劫です。
娘が成人した際の日本社会に希望が持ちづらい
消費税も10%に上昇し、年金の支給年齢も上がっています。
あげくの果てには「老後の生活のために2000万円貯金してください」と金融庁が報告書を出してしまう始末です。
娘がこの国で幸せになれるのか憂いており、国外移住も選択肢に入れることを検討しています。
では私や個人ができることは何なのか
まずは選挙に行くことだと思っています。
極端な話ですが誰に投票してもいいので10~30代が選挙にいき若年層の世代別投票率があがれば、政府も若者や子育てを無視した現在のような流れが食い止められるのではないかと思います。
Twitterで安倍総理のヘイトを行っている方を見ると、「そんなことするより選挙に行ってくれ」と思います。
「安倍政権をそんなに倒したいなら選挙に行けば民主的に倒せるのに」と思うのは私だけではないはずです。
それと出かける際はできるだけ妻と娘だけで外出させず、私が同行するするようにしたいと思っています。
仕事がある平日は難しいですが、土日や休みはできるだけ家族の時間を大事にしていくつもりです。
あとは貯金を増やすこと。
急な出費があっても耐えられるようにしなくてはいけないと思っています。
そのために収入を増やし、節税の知識をつけていこうと思っています。
※Twitterでマルチ商法の勧誘などは勘弁してください。