SESで不動産情報サイト開発に常駐したときの5つの特徴
某有名不動産サイトですが、開発はPCとスマホで会社が分かれていました。
SESでスマホ版開発チームに常駐しましたので、そこで感じた5つの特徴を綴ろうと思います。
開発環境はXAMPPで構築する
開発環境はXAMPPで構築し、入場初日はオリエンテーションと環境構築で費やします。
XAMPPを操作するのがメインなので、大体の人はこの開発現場でLinuxを触りません。
完全ウォーターフォール開発である
開発は完全ウォーターフォール型です。
文言を二文字修正するだけのチケットでも下記の工程を必ず踏みます。
- 要件定義
- 仕様書作成
- 見積もり(工数のみ)
- 実装
- テスト
ちゃんとしてると言えばちゃんとしていますし、悪く言えば柔軟性がきかないです。
DBは触れず、APIの返り値で処理をする
一部の権限がある人しかDBを操作することはできません。
基本的には取得したい情報別(たとえば物件一覧だったりエリア一覧情報等)にAPIがあり、そこから情報を取得して実装していく流れになります。
JavaScriptはjQuery、PHPはZendとSmartyを使用する
JavaScriptはjQueryをがっつり使用しています。
Twitterでは結構叩かれ気味のjQueryですが、使っている常駐現場は割と多いです。
PHPは中々他の常駐先ではお目にかかれないZendの1系、テンプレートエンジンはSmartyを使用していました。
Smartyはここでしか使用したことがないので、完全に書き方を忘れました。
テスト端末の取り合いになる
スマホサイト開発なのでPCクロムのスマホモードで確認後、テスト環境にGitブランチをリリースして実機での確認になります。
iPhone端末は数が少ないのもあり、基本取り合いになっていました。
基本は今使っている人のところへ向かい、「次貸してくださいね!」と次に借りる確約を得るところから始まります。