受託開発で本当にあった理不尽な顧客の話
現在私は社内で受託開発をメインで担当しており、顧客と電話や対面で打ち合わせしたりお見積もりを出したりします。
何社か担当した中で、「そりゃないだろ!」と感じた顧客を紹介しようと思います。
本当にあった怖い顧客
理不尽な理由で値下げを要求してくる
これはもう受託開発あるあるですね。
お互いビジネスをやる上で値下げを求められるのは仕方ない部分もあると割り切っているのですが、理不尽な理由だと話は変わってきます。
相応の機能追加を求めてくるのに「その金額だとクビになってしまうので見積もりをもっと下げてください!」と言われたときは「こいつ何言ってんだ?」とマジで思いました。
こういう顧客に限って仕様外の機能追加を無償で求めてくる可能性も高いです。
仕様書を提出してOKをもらっているのにもかかわらずです。
私の担当している顧客の1人
・自分で決めた仕様を忘れて何回も聞いてくる
・改修依頼来て見積出したら「この金額では私はクビになる」と値下げ要求
・修正後の確認を3ヶ月放置
・仕様外の修正の無償対応を要求
・バグと言い張るがただの操作ミスの件連発心が折れるしこれは顧客と呼べるのか。
— みけぽん@腰痛気味 (@mikeponjp) September 4, 2019
やたら電話をしてくる
エンジニアにとって電話って苦痛以外の何物でもないんですよね。
電話応対すると作業の手が止まってしまうからです。
「メールの文章を打つのが面倒くさい」という理由だけでどうでもいい優先度が低い電話をしてくるのは勘弁してもらいたいものです。
しかも「緊急性が低い内容でしたら必ずメールでお願いします」と伝えても直してもらえることは中々ありません。
顧客の「ITリテラシーの高さ」と「電話をかけてくる頻度」は反比例している。
ネットとかITに詳しくない顧客ほど電話してくるが
電話だと私の作業の手も止まってしまうので、メールで大丈夫な内容ならまじでメールにしてほしい!!— みけぽん@腰痛気味 (@mikeponjp) September 11, 2019
細かい修正指示をまとめず何度もしてくる
段取りが良くない顧客はこういったことを平気でしてきます。
まとめて修正指示を連絡してくれるならともかく、30分の間に3回画像の差し替えが来たときはさすがに心が折れそうでした。
そういうことをする顧客に
私「修正指示をするならまとめてしてください」
客「失礼いたしました、承知しました」
というやりとりをしましたが、守られることはほぼありませんでした。
期日が決まっている依頼を当日言ってくる
事前に分かっているにも関わらず、当日に「〇〇時までに対応してください!」と言ってくる顧客は結構きついです。
そういう場合は「でしたら緊急対応料金を頂きますね!」と言ったら大体「あ、でしたら大丈夫です!」となるのですが。
そういうことを繰り返す顧客に「時間が決まっている修正依頼は当日ではなく最低でも2営業日前には言ってください」と伝えているのですが、やはり何度言っても直してはくれないです。
社内で情報共有してくれない
私の大口の顧客なのですが、多いときは一社で同時に10件程のWEBシステム構築依頼を頂くことがあります。
そこで初めてやり取りする方に「画像が差し変わっていませんよ!」と100%言われるのですが、原因はキャッシュを削除していないからです。
それを毎回説明するのですが、人の入れ替わりが激しい&他チームと仲が悪いということもあり、キャッシュを削除してから確認するというルールは徹底されないままです。
毎回新人の方に私が説明しているので、ガチ気味にサポート料金の月額を増やしてもらいたいくらいです。
WEBサイトの画像差し替えたのにキャッシュ削除しないで確認して「画像変わってないですよ!」って言ってくる顧客にメラゾーマ撃ちてえ
— みけぽん@腰痛気味 (@mikeponjp) September 18, 2019
まとめ
ビジネスの世界では お金を払う顧客 > 仕事を頂く側 というのは大前提でごもっともなのですが、やはり人間なので無理なことを言われ続けると神経がすり減ってメンタル的なダメージを結構喰らいます。
数か月前までは酒は全然飲まず飲んでもカシス系のみだったのですが、最近だと毎日ビールを飲んで酒でストレスをどうにかしようとしている次第です。
SESでも常駐先から色々理不尽なことを言われることはあるし、自社サービスでも訳の分からない理不尽なお問い合わせが来たりするので、エンジニアの皆さんに本当にお疲れさまと言いたいです。