PHPを独学で覚えた学習方法

PHP,技術

私は28歳でIT業界にキャリアチェンジしましたが、PHPは24歳の時に独学で何とか基礎の基礎だけは会得できていました。

アルバイトで半年ほどHTMLを触っていたので、その経験も大きかったと思います。

Twitter界隈で話題になっているプログラミングスクールの類は一切使っておらず、メンターもいません。

 

どんな学習方法で会得したのか綴ってみようと思います。

 

まずは初心者向けの本を三周した

まずは「よくわかるPHPの教科書」を三周しました。

一周目

一周目はよく理解できなくても書いてあることを全部コードに写経しました。

二・三周目

二周目以降は一週目とフォルダを分けて同じサンプルプログラムを構築しました。

三周しても全ては理解できませんでしたが、DBで取り出した情報をforeachで表示したり配列の概念が理解できてきました。

※余談ですがDBのvarchar型の必要性が分からなかったため、基本TEXT型でカラムを定義したりしていましたw

あとはサンプルプログラムの機能と機能をつないで初歩的なシステムは書けるようになりました。

 

 

環境構築

XAMPPで開発環境出来なかった

XAMPPでの開発環境は詰まってしまい構築できなかったので、さくらレンタルサーバーのライトプランに申し込みFFFTP OR Filezillaでアップロードして動作確認していました。

このとき開発環境や本番環境の概念を理解していなかったため、本番環境で開発をするという暴挙もやってのけていましたw

 

XAMPPでの開発はお勧めできない

XAMPPはホストマシンの影響もモロで受けるしLinuxのコマンドで操作もできないためあまりお勧めしません。

現在だとVagrantで開発環境を構築しています。

 

開発ツール

エディタはさくらエディタを使っていました。

シンタックス等をPHP用にカスタマイズして使っていましたが、結構使いづらかったですw

一応Eclipseの存在は知っていたのですが、使い方がよくわかってなかったので「ただの起動が重いエディタ」としか認識しておらず敬遠していました。

現在は公私共にPhpStormを使っています。

 

 

他人に成果物を見せる機会があった

会議室の予約システムを作った

これが成長するのに大きかったと言えます。

知り合いから「会議室の予約システムを作ってほしい」と頼まれ、構築してみることにしました。

機能的には情報の登録・表示・更新・削除を一通り行う仕様です。(仕様と言っても口頭か適当なメモ渡されるだけでしたがw)

自己満サイトならまだしも他人に見せるものなので、徹夜で作業もしました。

CSSはよく理解できていなかったので、商用フリーのHTMLテンプレートを使いました。

 

完成はしたが…

そしていざ完成してもユーザーはITに詳しくない人間なので、「それは無茶だろ」というような指摘や要望をバンバン言ってきますw

その時の私は理不尽な要望に言い返す実力がなかったので調べてたりしているうちにレベルアップできた気がします。

 

 

まとめ

これでPHPの初歩は理解できましたが、28歳で入社したSES会社では研修が全くない状態で常駐先に放り込まれました。

しかもチーム制ではなく一人で。

そのため実務ではフレームワークやJavaScriptの壁にぶち当たることになりますw

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