新人教育で気を付けていること

IT業界新人教育

こんばんわ。

最近話題の泡の缶ビールをビックカメラで購入できた、どうもみけぽんです。

 

未経験中途でIT業界に転職してきた私ですが、業界歴や年齢(7年目の30代半ば)的に中堅に差し掛かってきたこともあり、2020年から経験が浅めな新入社員に対して新人教育も担当しています。

21年度は新卒で未経験の女性が入社してくれたので、例に漏れず4月は主に私が教育を担当させてもらいました。

今回はその中で気を付けたことについて私見を述べようと思います。

 

 

新人教育で気を付けていること

質問されたら手を止め、顔を向ける

質問する方も、質問することに対して結構勇気がいるものです。

質問されたら出来るだけ手を止め、相手に顔を向けるようにしています。

 

もし仮に自分が先輩に質問したとして、先輩がこちらを全く見ずにディスプレイ越しに話しかけられても少し嫌な感じがしてしまいますよね。

 

前に教えたことでもちゃんと説明する

以前教えたことを再度聞かれても「前にも説明したよね?」とイヤミったらしく言ってはいけません。

出来るだけどこの理解が難しかったのかを簡単に聞いて、そこを重点的に説明するようにします。

 

以前担当した新人で同じことを5回ほど聞かれた経験はありますが、さすがにその時は「ちゃんとメモをとって見返すようにしてください」とは伝えました。

 

タスクだけではなく背景も伝える

「これをやってください」、「これをお願いします」というタスクを伝えるだけでは、教育ではなくただの伝達係になってしまいます。

「なぜあなたに対してこれをやってほしいのか」を出来るだけ伝えるようにしています。

 

コードレビューでも「ここを直してください」だけではなくなぜそのように直してほしいか

Linuxでコマンドを実行してもらう際もコマンドやオプションの意味なぜそのように実行するかも伝えるようにしています。

 

まずは実際に手を動かしながら調べてもらう

システム開発はトライアンドエラーの繰り返しです。

実際に手を動かしてコードを書き、挙動を確認して修正するという作業をひらすら反復します。

 

なので教えれば1分で済むような内容だったとしても、当人に調べて解決してもらう癖をつけてもらわねばなりません。

「分からないところがあったら自分で10~15分ほど調べてみて、それでも分からなければ質問してください」と私はよく伝えています。

 

ただそれを伝えても詰まって全然進んでいない状況は多々あるので、質問されない時間が大体30~60分ほど過ぎたらこちらから詰まっているところはないか尋ねるようにしています。

 

まとめ

教えることで学べることも多い

当たり前ですが、他人に教えるためには自分自身にその知識がないと伝えることが出来ません。

中途半端な情報を伝えることはできないので、説明する前に自分でその情報を調べたりもします。

 

「難関大学に合格者を多く輩出している進学校ほど、生徒同士で教えあう文化が出来ている」と聞いたことがありますが、これは理にかなっていると思います。

 

おじさん社員は若くて頑張っている人が好き

色々と誤解がありそうな表現ではありますが、おじさん社員は基本的に若い人が好きです。

そういう人たちが頑張ろうともがいているところを見ると基本的には手助けしたくなるし、かわいい後輩(男女問わず)から頼られたら嬉しくなる単純な生物です。

 

実務経験が浅い若い方は、ぜひぜひ同じ職場のおじさん達に力を借りるようにしてみてください。

大半のおじさん社員は何かしらの力になってくれるはずです。

 

ただ「頑張る=残業する」は違うので、意味のない頑張っているアピールだけの残業は絶対にやめてください。

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